以前の記事で、BoldVoice Accent Oracleの仕様について考察しましたが、最近これが更新されてだいぶ仕様が変わったので、それについて述べたいと思います。 以前の仕様については、リンク先の記事をご覧ください
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投稿者: marron
BoldVoice Accent Oracleの挙動を考察
(2025年9月中旬にAccent Oracleの仕様が変わり、判定の出やすさが変動しています。詳細は次の記事をご覧ください。) みなさんこんにちは。今回は数学に関係ない雑記になりますが、最近少し話題になっている(?)B
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2025年東大理系数学第2問 作問側の視点?
2025年の東大理系数学に問題が話題になっていたので、少し問題を見てみました。今回は理系第2問について解説したいと思います。この問題は、河合塾や駿台などの講評で「やや難」などと評されていますが、大学数学的な視点になじんで
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意味が分かる測度論的確率論(2)~確率変数
前回の記事では、確率空間$(\Omega,\mathcal{F},P)$の定義と意味を紹介しました。そこでは、「事象」というのは、$\Omega$の部分集合として表すことができ、その中で確率を測ることができるものを$\m
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意味が分かる測度論的確率論(1)~確率空間
次の記事→意味が分かる測度論的確率論(2)~確率変数 確率論を本格的に勉強しようとすると、前提知識として「測度論」というものが必要になることが分かり、それが一つのハードルになっていることが多いようです。確かに、測度論を用
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4630万円誤振込問題の報道に感じる違和感
久しぶりの投稿になります。普段は数学についての記事を書いていますが、今日は最近の報道を見ていて思ったことを投稿しようと思います。 最近、山口県阿武町で24歳の男性に4630万円が誤って振り込まれた問題がテレビや新聞をにぎ
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カルマンフィルターと直交射影
カルマンフィルターは、観測できない確率変数(潜在変数)があるモデル(状態空間モデル)において、観測可能な確率変数に基づいて観測不可能な変数の状態を推定する手法です。カルマンフィルターは行列計算を用いて初等的に導出すること
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Kolmogorovの拡張定理
Kolmogorovの拡張定理は、可測空間の族$(X_i,\mathcal{B}_i)~(i\in I)$に対し、それらの直積空間上の確率測度を構成することができるという定理です。この定理は例えば確率論でマルコフ過程の存
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数列の漸化式と感染者数
昨今コロナウイルスの感染者数について「指数関数的に増加」という言葉を耳にするようになりましたが、皆さんはその意味を理解していますでしょうか?実はこの話は、高校で習う「数列の漸化式」と深く関係しているのです。そこで今回は、
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無限個の足し算とその利用(信用創造)
こんにちは。今回は、無限個の数を足すとはどういうことか?を説明したいと思います。 足し算の不思議 $$1-\frac{1}{2}+\frac{1}{3}-\frac{1}{4}+\frac{1}{5}-\frac{1}{
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