♠前回のつづきです。思考しながら綴ったものなので、一文一文が長く非常に読みにくくなっていますが、ご了承ください。♠
そして春休み中の四月の頭のころでした。私はYouTubeという動画サイトに当時はまっていたのですが、そのとき一つのアニメを観たのです。それが私の運命を変えたのでした。そのアニメの舞台は今から約百年後の日本だったのですが、そこでは人間の生き方はある一つのシステム、今でいう人工知能でしょうか、によって全て決定されていたのです。科学がはるかに進歩して、犯罪者の脳と言いますか、将来犯罪者になり得る者、又日常生活をして精神に異常を来した人々はそのシステムによって計測され告発され、そして保安官と呼ばれる警察のような者たちによって捕まえられるという、壮大なお話で、私の口からはこれ以上語れないくらい面白いアニメだったのですが、私はそのアニメの主人公に憧れて検察官になりたいという夢をもつようになりました。警察でもよいのになぜ検察官になりたいのか、と聞かれても私は多分きっと答えられないと思います。自分でもどうしてだかはっきりと分からないのです。今まで全く興味が無かったのにそれになりたいと思うのだから、人間って不思議ですね。
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私はそのアニメの影響からか、犯罪者の心理について興味を持つようになりました。私たちは例えば将来検察官になりたいと思ったら法律のことについてしか学ばないし、医者になりたいと思えば、私は理系ではないのでどんなことを勉強するかは分かりませんが、クラスで理系の子を見ている限り、国語・社会の科目はカリキュラムとしてそもそもないので理系の科目しかやらず、文系の科目など興味がないみたいなのですが、つまり自分のなりたいものになるには他について学ばないという姿勢はどうなのか、と思うのです。私は学問は全てつながっていると思います。以前、とある先生が次のようにおっしゃっていました。私たちが何を学ぼうとそれは結局、自分のあり方、人間の在り方を探究しているのではないか、と。つまり、人間を知る、自分を知るには一つの面だけはなくあらゆる面を知る必要があると思うのです。話を戻しますと、私は犯罪心理学だけでなく人間の心理にも興味があります。人間の考え方…哲学にも興味があります。確かに私は検察官になりたいので大学では法律を学びます。しかし、検察官は犯罪者に深く関与する職業なのです。ですから私は犯罪者について学ぶ必要があるのでしょう。
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♠この日記のはじめの部分です。日記と言いましても、受験勉強期間中のある日突然、自分の今までの人生を振り返りたくなっただけなのですが(笑)♠
今日は平成29年6月11日日曜日です。勉強部屋の窓から吹いてくる風は梅雨の時期でありながらとても心地良いです。つい9日の金曜日に天皇陛下の退位を認める法案が可決されてから2日も経ってしまいました。朝日新聞では紙面の一面に平成元年生まれの人々の特集が組まれていましたが、ある人は“昭和の人の気持ちが分かった気がする”などと述べていて、とても印象的でした。確かに、あと3年以内に年号が変わってしまうのだと思うと、何だか少し寂しい気がします。昨日泊まりに来た私の伯父は、年号はまぎらわしいから早く西暦に統一してほしい、などとおっしゃっていましたが。
さて、私が何故このように書き始めたのか気になりませんか?未来の私さん?将又未来の読んでいる皆さん方。私は中学二年生の頃から日記のようで日記ではありませんが、「Angie アンジー」と呼んでいる手帳に自分の心境をつづってきました。でも、アンジーには申し訳ないけど、自分のことを赤裸々に話すには少し書きにくいのよね。でも勿論これからもアンジーに記していくつもりだし、こうしてただのかみにも自分の心境を記していきたいと思います。
(以下続きますが、ここで終了といたします。)